英語好きの小学生が減少

2023年1月14日 土曜日

1月13日(金)の朝日新聞EduAの記事で、文科省の全国学力・学習状況調査で英語の学習が好きと答えた小学6年生が減っているという結果が報じられました。記事によると「英語学習は好きですか?」との質問に、2013年度は「そうは思わない」と「どちらかといえばそう思わない」と答えた生徒の合計が23.7%だったのに対し、21年度は31.5%と8%近く増えたことが分かりました。

 

 

小学校では2011年度から5、6年生の「外国語活動」としての英語が始まりましたが、2020年度には外国語活動が3、4年生に引き下げられ、5、6年生では成績の付く「教科」として英語を学ぶことになりました。小学校での英語が教科になったことで、テストがあったり、評価が付く中学の授業の前倒しとなってしまい、英語嫌いの小学生を増やしてしまった可能性が考えられます。

 

これは英語教育改革が始まった2011年当時から予測されていたことで、「やっぱりな」といった感が否めません。小学校の先生方は本当に忙しい日々の業務の中から、不慣れな英語の授業の準備に時間を割かなければならず、日々の授業でどこまでできるか(できたか)には、学校や先生によるばらつきがかなり大きいのではないでしょうか。

 

一方、外国語の習熟度や運用能力を測る国際的な指標であるCEFRのA1レベル(英検3級程度)以上の英語力がある中学3年生は、2011年度以降年々増えています。

 

 

これには良いニュースであるど同時に、「授業についていけない生徒」が増えている可能性が指摘されています。2021年度の新学習指導要領で中学校の教科書はとても難しくなりました。特に中1の教科書はそれまで「始めて英語を習う」ことが前提でしたが、既に小学校で英語を学んで「ある程度できるようになっている」ことが前提の内容に変わりました。小学校で英語嫌いとなった生徒と、英会話スクールや塾で早い段階から英語を始めた生徒では中1のスタートラインの時点ですでに大きな差が開いており、英語が得意な生徒は難しくなった教科書でさらに力を付けていけますが、苦手な生徒は中学校でさらに授業についていけなくなるという二極化が起きていると言われています。

 

英語学習を学校を卒業したら終わってしまうもの、ではなく国際化が進む今日の社会で大人になってからも学んでいくものと考えれば、小学校や中学校での「差」などほとんど気にならない差であるはずなのですが、問題はテストをすることによってその差をあぶり出し、「評価」「成績」という形で生徒に突きつけ優劣をつけるところにあるかと思います。これは学校教育では仕方のないことなのかもしれませんが、本来楽しいものであるはずの言葉を学び人とコミュニケーションをとるということが、学校教育というシステムの中で子供たちにとって辛いものとなってしまうのは大変残念に思います。

 

子供達が小・中・高で楽しく英語を学び、かつ力を付け、アジアや世界で後れをとった日本の英語力を伸ばすような教育は実現不可能な夢物語なのでしょうか。

ビンゴ大会

2022年12月25日 日曜日

 

クリスマスプレゼントが当たるビンゴ大会を行いました!ここ数年はコロナ禍で大人数でのイベントができませんでしたが、今日は短時間ですが、にぎやかで楽しい時間となりました。参加してくれた生徒のみなさん、ありがとうございました!(^^)!

クリスマスレッスン

2022年12月24日 土曜日

今週は幼稚園・小学生クラスでクリスマスレッスンを行いました♪

 

 

12月は毎週レッスンでJingle Bellを英語で歌いました。みんなかなり上手に歌えるようになりました。今週のレッスンでは他に、クリスマスに関連する英語を使ったゲームやアクティビティを行い楽しい一週間となりました(もしかしたら私が一番楽しかったかも・・・(^^♪)。

 

 

明日はクリスマス。今年も残りわずかですね。生徒の皆さま、保護者の皆さま、安全で楽しい年末年始をお迎えください。今年一年間ありがとうございました。

 

コスチュームコンテスト入賞者発表

2022年11月1日 火曜日

2022ハロウィン・コスチュームコンテストの入賞者が決まりました!

入賞者には記念の写真とお菓子が贈られます。

 

審査は講師3人がそれぞれ2票を投じ、得票数で入賞が決まります。今年は幼稚園クラスから2名、小学生クラスから3名の受賞となりました。

 

幼稚園クラス

 

Keigo君(2票)

 

Izuki君(2票)

 

小学生クラス

 

Yuki君(3票)

 

Haruki君(2票)

 

Jin君(2票)

 

小学生部門のYuki君は3年連続での入賞となります。毎年、手の凝った手作りアイテムと発想の意外性で審査員の票を独占しています。今回見事入賞した人も、残念ながらそうでなかった人も、また来年楽しい仮装を楽しみにしています。

2022 ハロウィン

2022年10月29日 土曜日

 

今週はハロウィンレッスンを行いました。中にはメークアップをしたり、髪の毛にカラーをしたり、固めたり、またコスチュームもアイデアを凝らして自作してくる生徒さんもいました。レッスンではハロウィンキャラクターの名前を覚えたり、歌やゲームをして楽しみました。コスチュームコンテストの結果発表は来週火曜日(11/1)を予定しています。お楽しみに!

 

 

 

 

テニス大会開催

2022年10月10日 月曜日
 
10月10日スポーツの日、テニス大会を開催しました!思えばコロナ禍になって初のスクールイベントですね・・。
 
前の日に降り始めた雨もテニス開始の時間に合わせるかのように止み、青空も見える気持ちのいい秋の午後、楽しい時間を過ごすことができました。
 
実はテニス大会は10年ほど前に一度やったことがあるので、今回は一応2回目ということになりますね。また開催したいと思います。
 
参加して頂きました皆さま、ありがとうございました。

就業体験(インターンシップ)

2022年9月16日 金曜日

 

昨日と今日の二日間で、田方農業高校の2年生の生徒さんがインターンシップ(就業体験)でお手伝いに来てくれました。幼稚園と小学生のクラスでフィオナ先生のアシスタントとしてレッスンを体験してもらいました。

 

始めは少し緊張していたようですが、終始笑顔で子供たちと接してくれ、私たちや子供たちにとっても楽しい2日間となりました。FUKAさん、生徒の皆さん、ありがとうございました。

Back to Normal

2022年8月1日 月曜日

久しぶりのブログ更新となってしまいました。。。

5月のGW明けに講師のミッチェルが急病で倒れてから約2か月間、講師2人でレッスンを回してきましたが、先週後任のフィオナがスタートしようやく通常の3人体制に戻りました。

講師に欠員が出ていたこの2か月間、自分のレッスンに加え、幼稚園、小学生の一部のクラスを私が担当してきました。これまでにも子供のレッスンを代講したことは何度もありましたが、これほど長い期間代講したのは初めてでした。

実際子供たちを教えてみると、これまで外国人講師のレッスンを外から見ていただけでは分からなかった気付きがたくさんあり、結果的に良かったなと感じています。生徒さん一人ひとりのことをより深く知ることができ、レッスンの改善点も見えてきました。

「禍を転じて福となす」という諺がありますが、ここ数年のコロナ禍のおかげで今ではオンラインレッスンを組み合わせたレッスン体制を作ることもできました。一見大変に見えることも、解決策を探り、試みることで大抵のことはなんとかなり、それを乗り越えた時、初めて強くなれるのだと思います。

失敗や挫折、困難などを喜ぶ人はいないと思いますが、逆にそれがなければ成功もないのだろうと思います。そう考えれば受難も怖くはありませんね!

ちなみに今日はイームス開校14周年記念日となります。これからも何やかんやと色々あるかと思いますが、引き続きどうぞ宜しくお願いします。

Manga de English

2022年5月11日 水曜日

 

漫画ワンピースの輸入版♪ 漫画は小説と違いほぼ全ての英語がセリフなので、口語的な表現を学ぶには最適だと思います。イームスにはワンピース以外にも「ドラえもん」や「金田一少年の事件簿」のバイリンガル版があり貸し出しをしております。

 

 

バイリンガル版は英語学習者用のための本で、余白に日本語があるので英語と日本語を見比べながら読むことができます。ちなみに金田一少年のキメ台詞「ジッチャンの名にかけて!」は「I swear by my grandfather’s name!!」となっておりました!

 

 

英語にフリガナ??

2022年4月22日 金曜日

皆さんは英語に振り仮名をふるのをどう思いますか。

 

時々、お子様のテキストやリーダーにカタカナで振り仮名をふる保護者の方(あるいは生徒さん本人)がいらっしゃいますが、絶対にやめることをお勧めします。

 

まず第一に、英語の音はカタカナで表記できません。せっかく英語ネイティブからレッスンを受けているのに、お子様にカタカナ英語で単語や文を読ませるのは本末転倒と言わざるを得ません。

 

次に、振り仮名をふるとそこに書かれている英語ではなく、振り仮名の方を読んでしまうので英語を覚えません。これでは何のためのリーディング練習か分かりません。

 

子供さんに英語を読めるようになって欲しいと願うなら振り仮名をふるのをやめ、CDなどのオーディオ付きのリーダーなどでリーディングの練習させてあげるといいと思います。

 

では、分からない単語の意味をテキストなどに日本語で書き込むのはどうでしょう?

 

私の生徒さんにもそういう方が大勢いらっしゃいます。こちらは振り仮名ほどの弊害はないかもしれませんが、やはり私はお勧めしません。

 

単語の意味が分からなければ、文脈から推測したり、レッスンであれば講師に質問したり、自主学習であれば辞書を引いたりするのがいいと思います。ボキャブラリーは同じ単語を何度も辞書で引くことで増えていくものだと思います。

 

その場しのぎのための小さな工夫が、本来の大きな目的である英語上達の妨げとなってしまっては勿体ない話です。

 

 

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