I ain’t got no money???


映画や歌などで“ain’t”という単語を耳にしたことがありますでしょうか?“ain’t”は良く使われるスラングですが、学校の教科書などには出てきませんので、まだ英語学習経験の浅い方は知らない方も多いかもしれませんね。“ain’t”は“am not”“isn’t”“aren’t”“haven’t”“hasn’t”などの否定語の代わりとして使われる表現で、例えば、I ain’t going to school today!(I am not going to school today!)「今日は学校行かない!」のように使います。

ところが先日、歌詞の中で使われている“ain’t”についてネイティブ講師と話している時、“I ain’t got no money.”という表現があることを知りました。最初、えっ?何これ?notとnoの両方入ってるじゃん?“no money”を“ain’t got”ってことは否定の否定ですなわち「お金を持ってる」ってこと?と思ったら、意味は“I have no money.”(お金を持っていない。)だそうです。I was like “Huh??? ”でした。日本語でも「全然オッケー」みたいな本来間違っているけど、実際には良く使われる表現がありますが、それと同じようなものか、と自分を納得させました。。。言葉って面白いですね!


この記事のコメント一覧

  1. 大阪の商人(あきんど)で おま より:

    「否定の否定でも、否定」は、関東人も関西人も、極々普通に使っています。特に、疑問文。
    余りにも極普通の慣用句なので気が付いていないだけです。
    例;
    《彼はお金が無いんじゃない?》では、
    『お金が無い=no』と『じゃない=~ではない=not』です。

    関西大阪弁の、
    《それは違うんとちゃう?》※~とちゃう=~と違う
    違うの違うで「違ってはいない」…ではない。
    敵の敵は味方…でもなく、
    『それは違うでしょ?』と同意文章です。

     
    どう?使っていませんか?
    余りにも一般化し過ぎて、気が付かないんやで。

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